モノのかたち
いつも見ているつもりのモノを
一部切り取って見せられると何なのかピンと来ない。
あるクイズ番組でいろんな県の地図がでてきたのだけど、
切り取ったかたちになるとそれがどこなのかなかなか難しい。
出身県の地図は切り取られたかたちでも見慣れているので、
すぐにわかったのだが(ちなみに鹿児島県)、
最後までどうしてもわからなかったものがあった。
今、小浜市で話題の福井県だ。
アメリカ大統領選挙に対する小浜市の盛り上がりについては、
………この際おいといて。
隣接する県をくっつけてくれると、
なるほどと理解できるのだけど、
福井県だけ切り取るとさっぱり予想もつかない。
モノのかたちって、
あるべきものがちゃんと揃ってこそ理解できて、
意味をなすものなのかな。
それだけ取り上げてこれはすごいというモノも
それがあるべきところ、納まるところにないと
なんだかよくわからないモノになってしまうのかも。
まわりとのバランスの取れたモノが望まれるのだろうけど、
ときどき、
なんだかわからないモノも作りたくなる。
「我(が)」というものか……、困ったもんだ。
ただ、これがあってこそ私という「かたち」なのかもしれない。