+DESIGNING Creativity & Productivity Seminar
ナマの祖父江慎氏(グラフィックデザイナー)の話を聞いてきた。
う〜ん、一言でいうと異空間。
マイペース…計算されたものではないように思う。
例えるなら志ん生かな…いや、可愛いらしさの種類が違うか。
日本語の文字について講演された。
さすがにその道のプロ、造詣が深くていらっしゃる。
歳が近いせいもあって、写植の話とかは昔を思い出しつつ聞いていた。
今度これまでにないようなフォントブックを発売されるようだ。
が、残念ながら書体の話に終始されて、
具体的なグラフィックデザインの話がなくて少々肩すかし。
その後佐野研二郎氏(アートディレクター)の話が続く。
日光江戸村のにゃんまげ、日産ムラーノ、RISMOなどのお仕事での
いろいろな手法や提案範囲の広げ方など興味ある話が聞けた。
余計なお世話的よかれと思う提案をあの手この手で押しまくる。
この人はいい営業マンでもあるんだなぁ。
考えている事をちゃんとカタチにする事
デザインのその先を考える事
次の展開へ広げていく事………
なるほど自分に足りないものがそこにあったような気がする。
妙に記憶に残ったのは、真剣に考える人だという事。
「真剣に考えて、こうしたらああしたら…」
「真剣に考えると、ここがこうなって…」
本人が何度も自分でそうおっしゃるから、まぁ、間違いないんだろう。
最初の+DESIGNING編集長と大丸グラフィックスの方の
最近の印刷ワークフローについての話から始まって
約3時間半ほどの長丁場。
いや〜面白かった。
講演ってあまり聞いた事がなく、ちょっと新鮮だった。
言いたい事を整理して他人にそれも大勢の人に伝えるって大変な作業だ。
でもみなさんよどみなくうまいこと話されていた。
考えている事をどう伝えるかが明確だ。
佐野氏はプレゼンの場でもこういう感じで説明されるんだろうなぁ。
その感じ、見習いたい。
でも、一番印象に残っているのは
祖父江氏の天然な雰囲気……あれには勝てないな。
無料の上にevianが飲めておみやげまで戴いた。

