僕と私
打ち合わせなどの仕事上の場で、
自分のことを普段は「僕」と言うことが多い。
……まさか「俺」とか「わし」とかは言えんだろう。
「自分」とも言わない。
地域によっては相手だか自分だかややこしいことになる。
なんとなく「僕」と言っているけど、
もっと改まった席とかお偉いさんと呼ばれる様な方と
お話しするような時には「私」と言う。
女性の場合は「僕」に変わる言葉が思いつかないが、
どう使い分けているのか。
「私」以外には自分の名前で応えたり、声質を変えたり…
なのか。
甘えた声で言われると悪い気はしないが相手によるし、
そもそも仕事の場じゃそうそう使えない。
自分の名前じゃバカっぽい。
ん〜、仕事の場では「私」じゃないところで使い分けてるのかな。
この「僕」と「私」という使い分けが面白い。
例えば相手が女性だと「僕」が多い。
ボク…母性本能でもくすぐりたいのか。
相手にまだ心許せてない場合は「私」と言って様子を見る感じ。
また、ちょっと上から目線で抑えつけたい時にも「私」。
下からなんとか食らいつきたい時も「私」……
気を許せるある程度親しい相手の場合は「僕」で
気の張る場合は総じて「私」ということになる。
こちらの構え方というか微妙に媚びた感じといえばよいのか…を
無意識に「僕」と「私」で使い分けているようだ。
ここには、「I」(アイ)だけで片付けない心配りと
ちょっとした甘えが見え隠れする。