バス、トイレ
建物を探訪するのが好きだ。
人の家がどうなっているのか…ま、気になるわけだ。
朝散歩をしつつ近所の家を見て回るのも嫌いではないが、
そうそうじろじろと見るわけにもいかず、歩き回る範囲にも限りがある。
で、あの長寿番組「渡辺篤史の建もの探訪」を録画しておいて
時間のある時にかっこいいと評判の家の中を覗き見しているわけだ。
このときから
確かにかっこいい。
建築家ががんばってるなぁと思う。
しかし、
バスとトイレがどうも…。
最近の流行なのかくっついているのが多い…バストイレ。
ユニットで一緒になっているのではない。
センスのいいガラス張りの風呂はいいが、すぐ隣のトイレから丸見えなのだ。
トイレは仕切られたスペースとしては広いのだが、
便器のすぐとなりに洗濯機が置いてあったりしてどうも落ち着かない。
第一、誰かがお風呂に入っている時にはトイレは使えないではないか。
逆もまたしかり。
用を足している前を通って風呂に入るのもなんだかねぇ。
出るもんも出ないな、あれじゃ。
外界から遮断されたこじんまりしたスペース。
気を許せるプライベート空間。
そして哲学の部屋でもある……そんなトイレが私の望みだ。
風呂だってのんびりしたい。
ガラス張りで外に富士山が見えるとか、
太平洋の大海原が一望できるとかならいいが、
トイレが見える必要などない。
最近のこのガラス張りバストイレ空間は、どういったわけなのか。
私には不思議でならない。
評判のかっこいい家に多いようだ。
建築家が練りに練って設計したのだから、
そこには理由がありそうだが、
のんびりできず、出るものも出ないバストイレじゃ役に立たない。
かっこいいだけじゃ生活に支障がある。
もしかして最近は人が見てないと出るのもの出ないのかしら…。



