難民
難民といってもいろいろある。
ひと月ほど前池袋で遭遇、というか同伴する。
台湾から一時帰国した友(一回りほど年下で最近会社を立ち上げた)と
池袋の居酒屋で飲むことになった。
メンバーは3人だが、私以外のふたりは喫煙者だ。
タバコの自販機は成人識別ICカード「taspo」を持ってないと
買えないことになっている。
台湾在住の彼はタスポは持っていない。
もうひとりもタバコをやめる予定だからとtaspoは持っていない。
池袋だしどっかでタバコ売ってるだろうと、待ち合わせたあたりをうろうろ…。
まずタバコ屋がない。
コンビニで売ってるんじゃないの、ということで
2〜3軒回ってみるが酒は置いてあってもタバコはない。
寒い中あっちこっち歩き回る。
酒を飲みに来たんだけどなぁ、と煙草をやめた私は思う。
何軒か回ったあと、コンビニFMの店員さんに
「この辺にタバコ売ってる店ないの?」と聞いてみる。
と、あのコンビニなら売ってますよと
別のコンビニSを教えてくれた。
ライバル店だけどと思ってたら、その店員さんも買いに行くようだ。
教えられたコンビニに行ってみると、
まぁたくさんの種類のタバコが置いてある。
タバコセンターと言っていいくらいの数。
見たこともないような銘柄もずらりと並ぶ。
タバコを求めて人も並ぶ。
タバコ屋を探して20分くらいだろうか。
その間もう必死の探索。
あの辺でタバコを買いたくなったら、
ほとんどの人がタバコ難民と化するんじゃないだろうか。
タバコをやめた身からすると、
一日くらい吸わなくたって構わんだろと思うが、
吸ってた頃を考えると、そりゃ探しまわるよなぁ。
便利なものを作るならともかく、
誰が見ても成人してますよの私たちにとっては
不便極まり無い仕組みのtaspo。
まぁ、カードを作ればいいじゃないということなんだが…。
偽名でも他人の写真でも作れるそうだし。
これって、ちゃんと成人識別の役目を負ってるのだろうか。
不思議なものを作るものだ。
タバコを吸わなくなった私だが、
営業ツールとしてtaspoを作っておこうか。