気ぃ遣い
小心者である私は、よ〜く気を遣っている。
と、本人は思っている。
確かにまわりを気にしている。
道を歩いていても邪魔にならないように端っこを歩くとか…
後ろから自転車が来ていないか気にしてるとか…
飲み屋で店員さんが忙しそうだと、
手が空くまでまでちょっと待つとか…
車を運転中にバックミラーをよくチェックするとか…
隣近所のおじさんおばさんにもよく挨拶してるとか…
その他いろいろ…
が、その反動が時に大きい。
こっちがこんなに気にしてるのにぃ、みたいな感情がときどき爆発する。
狭い道ですれ違う時、
こっちは端に寄って歩いてるのになんで平気で真ん中歩いてるんだ…
突然ウィンカーも出さずに右折すんな…
電車で隣合わせで座ったやつ、なんで大股開くんだ…
だんだんとそんなに気を遣ってないところまで腹が立ってくる。
これってこっちが気ぃ遣っているのにぃ、の押し売り状態。
こっちの方が正しいだろ目線でいる。
…あぶない、あぶない。
頼んでもいないのに勝手に気を遣われて、
いつの間にか勝手に怒られている方の身にもなれ。
で、気が付いた。
道ですれ違う時、ほんのちょっとだけどっちかに寄って歩くと
大概相手の方でも気付いてよけていくようだ。
気を遣って腹が立つのはバカらしい。
相手を動かすように仕向ければいい。
何だコイツって思われないように、ちょっとだけ気を遣って…?。
なんだ結局気は遣うのか。
損な性格だ。
だけど、
気が付かないところで相当傍若無人なことやってると思う。
気を遣わせてるんだろうなぁ、どこかで。
気ぃ遣いは世の中の回りもの。
順に巡っていくものかもしれない?