2009/5/5 火曜日

餃子 上野昇龍

Filed under: 食べること・飲むこと — katsu @ 12:45:55

家に閉じこもってばかりもどうかなと
上野へ餃子を買いに行った。
わざわざ…である。

上野から御徒町に向かう高架の下にその店はある。
「昇龍」
この界隈は異次元である。
21世紀とは思えないなんともすごいところだ。
雑多な台湾の街とか香港の九龍とかを思い出してもらえれば
多少雰囲気が伝わると思う。

隣の飲み屋もはす向かいの飲み屋も
一見の素人じゃちょっと立ち寄れない。
よーく見ると気のいいオッサン達が
昼間っから機嫌良く飲んでいるだけだったりするのだが、
やはり敷居はかな〜り高い。

そんな言ってみれば無法地帯にある餃子の昇龍。
お店で食べてもいいのだが、
店員さんの仏頂面とくわえ煙草で料理を作るその雰囲気は
よほど興が乗った時でないと味わおうという気にならない。
もちろん店で食べれば絶品である。
が、居心地がどうも…。

そこで、いつも生餃子をお持ち帰りということになる。
店頭で、焼いた餃子と生餃子を販売している。
無法地帯だからどこにどう並んでいるのか、判然としないのだが
何となく並んでいると販売のおばちゃんが、
(このおばちゃんがまたこの世のものとは思えない…あ、失礼。ごめんなさい)
適当に順番を決めて売ってくれる。
ここで、こっちが早いとかあっちがどうのなどと言ってはいけない。
無事に帰りたければ、
無法地帯においてはおばちゃんに従え、なのである。

昇龍の餃子は1個が大きくボリューム満点。
皮がもっちもちでうまい。
キリッと冷えたビールとTVでプロ野球をやっていれば
夏の夕方は天国となる。

昨日は、阪神巨人戦を観戦しながら
ホットプレートで焼いた昇龍の餃子の焼きたてをほおばり
ビールを飲むという至極のひとときを過ごした。

が、ちょっと贅沢をし過ぎたようだ。
ベルギービールの「CHIMAY」を買って来て飲んだのだが、
ビールはキンキンに冷えた普通のヤツで十分だ。

「CHIMAY」などという高価なビールは、
昇龍の4個450円の餃子と喧嘩をしてしまい、
ちょっと合わないようだ。

昇龍の餃子は普段着が一番。

そのうち昇竜まわりの敷居の高い飲み屋にも
気取らずにふらりと入れるようになるかもしれない。
…いつの日か。

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