東京マラソンの練習のつもりで登録したハーフマラソン。
ところが抽選に漏れてしまい、東京マラソンには参加できない。
が、
このハーフマラソンに完走すれば、最後の抽選が行われ参加の可能性が残る。
じゃ、気合いを入れて走ってみるかと練習を積んだ。
早朝のジョギングで走り込む。
11月は200km弱を走った。
試しに一度は20kmも走ってみた
準備万端で臨んだ今日のハーフマラソン。
6時20分頃には家を出て、
受付時間には余裕で間に合うだろうと高をくくっていたら、
入ったとたんの首都高が大渋滞。
9時20分までが受付時間、3時間あればいくらなんでも…。
が、
8時を過ぎても会場まで10km以上もある。
遅刻だけはなんとしてでも避けたい。
で、首都高を降りて一般道を爆走(といっても法定速度内ですけど)。
ちょっと血圧上がったけど、9時前には会場到着。
駐車場も空いていて滑り込みセーフ。
買ったばかりのウェアを着込み、みんなの真似をして少しだけアップしてみる。
スタート直前のランナーはこんな感じ。
コースは、
都立大島小松川公園から荒川を上流に向かって
扇大橋手前までの河川敷道路往復。
マラソン大会なるものに参加したのは高校の全校生徒参加の持久走以来。
スタートしたはいいものの、5,000人をこえる参加者で
(10kmもあったのでハーフは半分としても2,500人以上)
いつスタートの合図があったのかわからないまま走り出す。
ま、なんとかチップというのが配られて、
それでタイムや順位はちゃんとわかるらしい。
(便利な世の中になったもんです)
コースに人が多すぎて自分のペースで走れない。
普段朝のジョギングのときは、だいたい5分15〜30秒くらい。
(調子がいいときね)
で、人がまばらになる所までちょっと急ごうかなとピッチを上げ、
1km、2km、3km…
いつまで経っても、人、人、人。
あとでauのケータイアプリのデータを見ると、
あきらかにオーバーペース。
4分30秒ペースじゃん。
いつもより1分も早い。
ただ、走っているときは見ていないから
どれくらいで走っているのかさっぱりわからない。
まわりの人に遅れをとってなるものか的な負けず嫌いの性格がムクムクと。
今日は絶対調子がいいと、
なんとなくいつもより早いなと感じつつ前の人を追い越していく…快感。
10kmの折り返しもなんなく通過…絶好調!
データを見ると10kmのラップが47分05秒。
オレってすご〜い!
10kmから15kmのラップが21分48秒。
オレって天才!

で、箱根じゃないけどドラマが起きる。
15km過ぎ、右足のふくらはぎがちょろっと痙攣をおこす。
でも、まぁ大丈夫さぁ〜
と止まらずに少しスピードを落とす。
そして、その時はやってきた。
17km過ぎ左足ふくらはぎにも痙攣が…
そのあと右足のふくらはぎが、ペッキーンとつった。
動けない。
立ち止まって、立ったまま右のふくらはぎを押さえて固まる。
1分、2分…どれくらい経ったのか
少し痛みが引いたような気がした。
腰をおろして手で揉みまくるが、痛いのなんのって!
あぁ、ここまでだ。
無念のリタイヤだ。
係の人に運ばれてしまうのかなぁ?
そんな恥ずかしい姿、想像もしたくない。
Facebookで走るって公表してるし、
ゴールで待ってる嫁になんて言われるか…
腕組みをして、口元が少し曲がった姿が見えてくる。
「ウェアとシューズ、いくらかかったと思ってるの!」
神様、お願い!
必死で足を擦る、揉む。
どれくらい経ったのか、痛みが消えた。
立ってみる、立てた。
走ってみる、痛い。
じゃ歩いてみる、大丈夫。
歩き出す。
どんどん抜かれて行く。
もう何人に抜かれたのか。
早歩き、少し走る、大丈夫。
急がなければ大丈夫。
なんとしても完走したい。
足の様子を見ながら走り出す。
大丈夫。
前の疲れたおっさんについて行こう。
大丈夫。
お、イケルんじゃない?
不屈の男は走り出す。
そろりそろりとスピードを上げ、おっさんを抜き去る。
頭の中はロッキーのテーマ!
あと3km、2km…
ラスト1km、猛然とスパート。
そしてゴ〜〜〜ル!
「エイドリア〜ン!!」
待ってるはずの嫁は…いない。
ま、現実ってそんなもんか。
ハーフマラソン男子の部
公式記録:1時間48分35秒
アクシデントを乗り越えて、目標の2時間を楽々切っている。
オレってすご〜い!
ゴールの後東京マラソンの抽選が行われた。
落選。
神様に必死で完走のお願いをしてしまい、
そっちのお願いで終わってしまったらしい。
完走できただけで十分。
神様、ありがとう。
だけどついでに明日、明後日、明々後日の
筋肉痛もなんとかしてくれないかな、神様!