クライマックスシリーズ セ 第3戦
中日 7 - 4 ヤクルト
勝利への執着の違いかな。
インフルエンザで先発投手他数名の登録抹消とか、
微熱があって出られないとか、
確かに情況的には不利だったかもしれない。
が、絶対打つ、点をもぎ取るっていう気持ちは
残念ながら中日が上だったようだ。
1点ビハインドの5回の二死1・2塁から田中のライト前ヒットで
2塁ランナーの畠山の走塁に気迫が感じられない。
足が遅いのはわかっている。
なら体当たりで落球を誘うくらいの気迫が欲しかった。
ヘッドスライディングするでも無し、ベースに回り込むでも無い。
……気迫を表に出すチームカラーではないけどさ。
その裏、1点追加されて一死1・3塁代打立浪の場面
ヤクルトのピッチャー松井の球に威力が無く
しかもコーナーに決められない状態。
なぜ続投…
立浪を甘く見たか。
押せ押せの名古屋ドーム。
今期で引退の立浪に球場一丸の大声援。
結果、投げた球は真ん中あたりに打ってくださいとばかりの球。
抑えるという自信がない投手の球は右中間を深々と破られた。
ここが投手陣の抑えどころではなかったのか。
実質一人しかいない左の李をつぎ込んで、
勝ちに行くぞっていう気持ちを表してもよかったのでは。
…試合には流れがある。
ほとんど中日の勝ちが見えて来た8回。
ヤクルトにその流れがやってきた。
福地のラッキーなヒットに田中が続き、
アウトにはなったが宮本の全力疾走。
青木、デントナの連続のヒットで2点。
ガイエルの四球で一死満塁。
浅尾はこのとき顔面蒼白(もともと色白ではあるが)、
もう一押しで逆転まで見えていた。
代打志田。
いけいけの応援「夏祭り」が鳴り響く中、
……ダブルプレー。
かなり心が折れた。
が、まだ粘りは続く。
ちょっと遅かったが9回、ここに来て選手達の勝とうとする気持ちが表れる。
二死から3連打。
1点取って3点差、1・2塁で4番青木
…三振。
最後の場面は青木でダメならと、納得もした。
勝負所、交代どころでの勝ちに行く采配が見てみたかった。
全員野球、林も、なんなら石川もつぎ込むくらいの総力戦が。
ま、外野から勝手な結果論を言っているのだけどね。
8回の攻防で勝負は決したのだが、
実は5回の立浪の場面が全てと思っている。
これで胃の痛い思いをせずに済むんだが、
秋風が妙に沁みるなぁ。