一昨年、初めてふるさとの関東での集まり「東京加世田会」に出席した。
昨年も参加したのだがBlogはさぼって書いていない。
加世田市は2005年に近隣の笠沙町・大浦町・坊津町・金峰町と合併し南さつま市となった。
そこで新たに南さつま市関東ふるさと会なるものを発足し、
2月5日に第一回総会を開いた。
東京加世田会も存続していて、なんと昨年幹事長を拝命した。
会の大先輩他たちの集まりで話し合い、半ば強制的に私に決めてしまった。
「いいな」と問われ「はいと言え」と脅されたら、
とてもじゃないが「いいえ」とは言えない。
去年9月の東京加世田会で100名ほどの会員の方々に承認されてしまった。
これで東京加世田会の幹事長決定。
喜んでいいのやら…
で、一昨日の南さつま市関東ふるさと会の実行委員もやらねばならないことになった。
まぁ、会の準備会参加とか、お知らせ書類の郵送とか、会場設営とか、
大先輩方の手となり足となり力仕事はやりますよと覚悟していた。
この南さつま市関東ふるさと会には女傑(こう書くと怒っちゃうかなぁ)がいる。
いつもお世話になっている会の事務局長である。
会長も幹事長も顧問も世話人も彼女にはかなわない。
ものすごくパワフルで、物事を押し進めていく力には目を見張る。
(そして料理が抜群にうまい)
東京加世田会の幹事長になって最初の今年の正月、
事務局長の会社(彼女は代表取締役なのだ)にお年賀にうかがった。(ご挨拶しとかないと、いろいろ…ね)
あいにく彼女は会合に出かけていてお会いできなかった。
会社の方にうかがったことをお伝えくださいとお願いし、手みやげの菓子折りを置いてきた。
翌日事務局長から電話があり、わざわざありがとうねとやさしく話された。
が、そのあと非常事態が…
「2月の総会の司会をしてね、がんばってね。」
「う…」
「もう決めたんだから、私が決めたんだから、蛇ににらまれたカエルになったと諦めて、はいと言わんね!」
「わかりました、がんばります。」
…言うしかないだろ。
この人の押しには抗えない。
ということで、今回200名の大先輩方、
中には南さつま市の市長、副市長、市議会議長ほかそうそうたるメンバーを前に
1部のまじめな総会の方の司会をすることになる。
会は2部構成で2部は懇親会である。
実行委員の皆さんと打ち合わせつつ準備してきたが、
日頃司会なんてやる場面はない。
でも、まあ普通にやれば何とかなるだろうと思っていた。
ちょっとどきどきしながら会は始まった。
そしていきなりやらかした。
式次第の一番目、副会長の「開会の辞」をとばした。
二番目の会長挨拶をアナウンスしてしまった。
隣にいた一緒に司会進行をする高校の先輩(女性です)が、
小声で「一番をとばしたよ!」
……体中の血が逆流した。
汗が出る出る。
気が遠くなりそうだった。
会長挨拶のあと「副会長、一言お願いします」となんとかごまかしたが、
もうあとの段取りは真っ白状態。
ここからの1時間弱が長〜い。
マイクを持ってしゃべってはいるが、なにがどうなっているのやら。
途中で気持ち悪くなったくらいだ。
大先輩方はみんなお話が大好きで、だから自然と長くなる。
時間はどんどん押して来る。
2部に乾杯がありそれまでみなさんお酒はおあずけである。
皆さんの早く飲みたいという気配も感じつつ、1部早よ終わってくれ!
祈れば祈るほど先輩方の話が長く感じる。
気が狂いそうだった時間も終わるときは来る。
「第一回南さつま市関東ふるさと会 1部 総会を終わります」
全身の力が抜けました。
2部の裏方作業は無難にこなして、懇親会も盛況で終了。

会場から皆さんを送り出したあと、スタッフ中心のお疲れさん飲み会があった。
「すみません、開会の辞をとばしてしまいました」
と謝ると、
「初めてにしては良かったよ」と温かい労いの言葉をかけられた。
ほっとしていると、
「次回は大丈夫だね」という声が…
次回ってなに?
人は経験した分だけ成長するなんて言われるが、
寿命が短くなるような気がする。
所詮蛇ににらまれたカエルである。
これも運命と甘受するしかない…かな。